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葬祭会社・斎場への仕出し弁当営業は、週複数回の安定発注と高単価という2つの魅力を持つ一方で、「既存の出入り業者がいる」という高い壁があります。ただし、この壁を乗り越えるための具体的な切り口は存在します。この記事では、通夜振る舞い・精進落とし・法要弁当の3機会の違いを整理した上で、宗派対応・突発対応力・初回電話の具体的なスクリプトまで解説します。

葬祭会社との取引が魅力的な理由と難しさ

葬祭会社・斎場は、仕出し弁当業者にとって最も継続性の高い営業先の一つです。法人の担当者が変わっても「次の法要にも弁当が必要」という構造は変わらないため、一度関係を築けば長期的な受注につながります。

✅ 葬祭会社との取引 メリット⚠️ 参入・維持の難しさ週複数回の安定発注人が亡くなるペースは一定。エリアによるが週3〜10件の葬儀が定期的に発生する高単価・高利益率精進落とし1人3,000〜8,000円、通夜振る舞い1人1,000〜2,500円法要弁当で定期リピート四十九日・一周忌・三回忌と継続発注1件の葬祭会社が複数年のルートになる競合が少ない特殊市場宗派対応・突発対応ができる業者が少ないため差別化しやすい既存の出入り業者との関係長年の信頼関係がある業者がすでに入っていることが多い突発発注への対応力が必要3日前・当日の発注が普通に来る仕込みスケジュールの柔軟性が必要宗派ごとの食の知識が必要精進対応の可否・禁忌食材を知らないと担当者に「分かっていない」と判断される担当者が替わりやすいエージェント(担当者)が退職・異動すると関係が一からリセットされるリスク

既存業者との壁は高いですが、「突発対応できない」「精進料理に対応していない」という弱点を持つ業者が多いことも事実です。この弱点を突く形でアプローチすれば、サブの業者として入り込む余地は十分にあります。

「通夜振る舞い」「精進落とし」「法要弁当」は全く別の機会

葬祭会社との取引で最も重要な知識が、3つの発注機会の違いです。それぞれ発注タイミング・人数確定の有無・単価帯・精進対応の必要性が全く異なります。この違いを知らずに「弁当一式お願いします」と提案すると、担当者に「業界を分かっていない」と判断されます。

項目通夜振る舞い精進落とし法要弁当(年忌)発注タイミング葬儀前日〜当日(突発・不確定)葬儀2〜3日前(人数確定後)法要の1週間〜10日前(予約制)人数確定不確定(来客数が読めない)確定(親族のみ)確定(参列者が決まる)単価帯1,000〜2,500円/人(オードブル中心)3,000〜8,000円/人(松花堂弁当・懐石)2,000〜5,000円/人(仕出し弁当・御膳)精進対応不要が多い(軽食・つまみ中心)宗派による(要確認が必須)宗派による(精進プランを用意推奨)発注頻度葬儀ごと(週複数回)葬儀ごと(精進落としのみ)四十九日・一周忌・三回忌と続く

精進落としは人数が事前に確定するため、松花堂弁当・御膳形式の高単価対応が可能です。通夜振る舞いは人数が読めないため、オードブル・軽食形式で量の調整が利く提案が求められます。法要弁当は定期リピートにつながる機会なので、四十九日の発注をきっかけに一周忌・三回忌と継続受注を目指します。

宗派・形式別の食の禁忌と対応方法

葬祭関連の弁当で最も注意が必要なのが宗派ごとの食の慣習です。「精進対応できます」と言えるだけで担当者の反応が変わりますが、宗派によって精進の定義が異なるため、以下を基礎知識として持っておく必要があります。

🙏 宗派・形式別・食の対応チェックリスト

受注前に担当者に確認するポイントと自社の対応可否を把握しておく

浄土真宗(真宗系)

💡 精進不要の場合が多い。肉・魚OKが基本。ただし地域・寺院ごとに異なるため必ず確認

肉・魚料理の提供OK(宗派として精進不要が多い)

「お斎(おとき)」という呼び方が一般的

ただし家・寺院ごとの方針が優先するため要確認

曹洞宗・臨済宗(禅宗系)

💡 精進料理が基本。肉・魚・五辛(ニンニク・ネギ等)を避ける。現代では緩和される場合もあり要確認

精進プラン(肉・魚なし)の用意が必要

五辛(ニンニク・ネギ・らっきょう等)も避けるのが基本

現代は緩和傾向あり。担当者に確認して柔軟対応を

神式(神道)

💡 「精進落とし」ではなく「直会(なおらい)」と呼ぶ。食の禁忌は仏式より少ない。魚・酒もOK

「直会(なおらい)」と呼ぶ(精進落とし・お斎は仏式の言葉)

食の禁忌は少なく肉・魚・酒OK

鯛・伊勢海老などお祝いの食材は避ける

キリスト教式

💡 「茶話会」や「偲ぶ会」形式が多い。食の禁忌はほぼなし。軽食・スイーツ・コーヒーの用意が一般的

食の禁忌はほぼなし(肉・魚OK)

軽食・オードブル・ケーキなど洋風メニューが多い

「葬儀の弔食」という感覚より「偲ぶ会の立食」スタイル

📌 最初の電話・訪問時に「宗派と食の制限はございますか?精進対応も可能です」と一言聞くことを標準フローにする

最初の電話・訪問時に「宗派と食の制限はございますか?精進対応も可能です」と一言聞くことを標準フローにするだけで、担当者の信頼度が上がります。答えられる準備ができているという印象が、受注の可否を左右します。

既存業者をひっくり返す3つの切り口

葬祭会社に既存業者がいる場合、「同じ品質で安い」という価格競争では長続きしません。既存業者が対応できていない弱点を突く形で入ることが、持続的な受注につながります。

既存業者によくある弱点その弱点を突く切り口自社が取るべきアクション突発対応を断る(当日注文に対応できない)突発対応力を前面に出す「当日○時までの注文で対応可能」をカタログに明記精進対応が不十分(宗派別メニューがない)精進プランを用意して対応可能を明示宗派別メニューをカタログの1ページ目に掲載する担当者が固定で新規開拓していない新任エージェントを最初に押さえる葬祭会社の採用・異動情報を把握して先手でアプローチ

特に「新任エージェントを最初に押さえる」は即効性が高い戦術です。異動・入社直後のエージェントはまだ業者との関係が浅く、新しい提案を受け入れやすい状態にあります。葬祭会社の求人情報や業界誌の異動情報を定期的に確認して、タイミングよく訪問することが有効です。

突発対応力が葬祭取引の最重要差別化ポイント

葬祭業は死亡が予測できないため、弁当の発注は常に突発です。「3日前に注文して当日配達」が当たり前に起きます。既存業者の多くが「前日○時まで」という締め切りを設けているため、それより短いリードタイムで対応できる業者は希少価値があります。

⏱️ 突発対応の受注スケジュール例

「何時までの注文なら当日対応できるか」を明示することが最大の差別化になる

注文〜配達

対応する場合の自社スケジュール例

担当者への伝え方

3日前注文
→翌々日配達

翌日に食材発注・前日仕込み
→当日朝に製造・配達

「3日前までにご連絡いただければ
確実に対応できます」

前日注文
→翌日配達

当日朝に食材調達・
製造→午前中に配達

「前日○時までにご連絡いただければ
対応いたします」

当日午前注文
→当日昼配達

既製の仕込みを活用して
迅速に製造・配達

「当日○時までのご連絡で
緊急対応が可能です」

📌 「対応できるかどうか電話で確認する」手間を担当者に取らせない。カタログとHPに具体的な時刻を明記しておくだけで、「緊急でも頼める業者」として選ばれやすくなる。

「当日対応可能」と言うだけでなく、「当日○時までの注文であれば対応できます」という具体的な時刻をカタログとホームページに明記することが重要です。担当者が「電話して確認する手間」を省けるため、緊急時に最初に思い出される業者になれます。

初回電話から受注につなげるトークスクリプト

「何を言えばいいか分からない」という理由で動けない事業者が多い。読んだ翌日に電話できるレベルの具体的なスクリプトを用意しました。

📞 葬祭会社への初回電話トークスクリプト例

「読んだ翌日に電話できる」レベルの具体的なスクリプト

【基本の第一声】

「○○(会社名)と申します。仕出し弁当・精進落とし・法要弁当を専門に承っております。
精進対応・前日対応も可能ですので、一度サンプルをお持ちして担当の方にご覧いただけませんでしょうか。10分ほどお時間いただけますでしょうか?」

🔑 ポイント:「精進対応可能」と「前日対応可能」を最初の一言に入れる。これだけで他社との差別化ができる。

【「既存の業者がいます」と言われたとき】

「ありがとうございます。もちろんでございます。今お付き合いの業者様への補完として、急なご変更や前日の追加注文など、ご要望に応じて対応できる業者を1社持っておくと安心かと思います。一度サンプルだけお持ちしてご検討いただけますか?」

🔑 ポイント:「メインを替えてほしい」ではなく「補完・サブとして」という提案。担当者が「既存業者との摩擦なく紹介できる理由」を作ってあげる。

【サンプル持参後の次のアクション】

「本日はお時間をいただきありがとうございました。次回、法要のご予定がございましたら、ぜひお声がけください。宗派のご確認も含め、合わせてご提案させていただきます。連絡先カードをお渡ししますので、よろしくお願いいたします。」

🔑 ポイント:次の発注機会を先に予約する形で終わる。「ご連絡ください」ではなく「次の法要の際はお声がけください」と具体的に。

サンプルを持参する約束が取れれば、その時点でほぼ成功です。葬祭会社の担当者は多忙なため、「短時間で済む・品質が確認できる」という提案は断りにくい構造になっています。サンプル弁当1食分のコストで受注チャンスを作れるのは、葬祭営業の大きな特徴です。

よくある質問

葬祭会社・斎場への仕出し弁当営業についてよく寄せられる質問をまとめました。

葬祭会社への初回営業は何を持っていけばいいですか?

最初はカタログ・サンプル弁当・名刺の3点が基本です。カタログには精進対応の有無・当日対応可能な締め切り時刻・単価帯・配達エリアを必ず明記しておきます。サンプルは実際に食べてもらうことで品質の記憶が残ります。精進対応プランのサンプルを1種類用意できると、「この業者は分かっている」という第一印象になります。

既存業者との関係が深い葬祭会社にどうアプローチすればいいですか?

「メインを替えてほしい」ではなく「補完・サブとして1社持っておいてほしい」という提案が最も受け入れられやすい。急な追加注文・前日対応・精進料理など既存業者が対応できない場面を補完する立場として入ることで、担当者が「社内で紹介しやすい理由」ができます。最初の発注が小さくても、品質と対応力を示すことで半年〜1年後にメインに切り替わるケースがあります。

精進落とし専用のメニューは何種類用意すればいいですか?

最低1〜2種類から始めれば十分です。「松花堂弁当(3,000円)」と「御膳プラン(5,000円)」の2プランがあれば予算幅に対応できます。精進対応(肉・魚なし)バージョンを各プランに用意しておくと、宗派を問わず対応できる柔軟性が生まれます。最初から多品種を揃えるより「対応可能です」と伝えてから詳細を詰める方が実務的です。

葬祭会社への営業は担当者(エージェント)と経営者どちらに話すべきですか?

最初は担当エージェントへのアプローチが現実的です。エージェントは日々の弁当手配を担当しているため、品質・対応力・使いやすさで業者を選びます。経営者への直接アプローチは関係構築後に有効です。注意点として、エージェントは異動・退職が多いため、複数の担当者と関係を作ることが安定受注の鍵になります。

「対応できる業者」として記憶されることが受注の起点

葬祭会社への営業は、一度で受注につながることは少ない。ただし「精進対応できる」「前日でも動ける」「宗派を確認してくれる」という記憶を担当者に残しておくと、既存業者に問題が起きた瞬間に真っ先に連絡が来ます。継続的なアプローチと品質の積み重ねが、この業種では最も効果的な営業です。

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