お寺は、仕出し弁当業者にとって見落とされがちな営業先のひとつです。「宗教的な場所だから敷居が高い」「精進料理を作れないと無理では」という思い込みから、近寄らない業者が多い。その分、競合がほとんどいないというのが実情です。
法要後の会食「お斎(おとき)」は、斎場やお寺で開催する場合1人あたり3,000〜8,000円が相場とされています(出典:くるめし弁当「法事や法要で失敗しない弁当特集」)。この単価帯を年中発生する年忌法要で継続的に受注できれば、安定した売上の柱になります。
お寺が仕出し弁当を必要とする年間5つの場面
お寺の弁当需要は特定の季節だけではありません。年間を通じて複数の場面で弁当が必要になります。
特に重要なのが年忌法要の繰り返し構造です。一周忌・三回忌・七回忌と、同じ施主が数年にわたって法要を行います。初回の四十九日で良い印象を与えられれば、その後の年忌も同じ業者に頼まれやすくなります。お盆・施餓鬼は檀家全体が対象になるため、一度に50〜数百食の大量受注になることもあります。
お寺・施主・葬儀社の3者関係を理解すると受注ルートが見える
「お寺に営業する」というとき、実際の受注構造は少し複雑です。弁当を発注するのはお寺(住職)ではなく、法要を主催する施主(遺族)であることが多い。しかし施主は「どこに頼めばいいか分からない」という状態が多く、住職や葬儀社に「弁当はどこで頼めばいいですか」と聞くケースが多くあります。
つまりお寺への営業の目的は「住職に弁当を売る」ことではなく、「住職に紹介してもらえる業者として認知される」ことです。住職が施主に「弁当はあちらの業者が丁寧ですよ」と一言紹介してくれるようになれば、広告コストゼロで継続的な受注ルートが生まれます。葬儀社も同様で、施主への食事手配を任せられる業者を常に探しています。
お寺・葬儀社への初回アプローチの具体的な手順
近隣のお寺を10〜20件リストアップし、直接訪問するのが最も確実な方法です。「法要の際のお弁当のご提案で参りました」という一言で用件が伝わります。住職が不在の場合は名刺とメニュー案内を置いてくるだけでも記憶に残ります。
持参する資料には①対応できる人数の範囲、②単価帯の目安、③禁忌食材への配慮(後述)、④アレルギー対応の可否、⑤HACCP対応などの衛生管理実績を一枚にまとめます。住職は食事の専門家ではないため「任せられそうか」が判断軸になります。難しい料理名より「落ち着いた和食弁当・高齢者にも食べやすい内容」といった言葉のほうが響きます。
葬儀社への挨拶も並行して行います。「法要弁当の紹介業者として登録いただけますか」と申し出ると、担当者が引き出しに入れておいてくれるケースがあります。紹介料(受注額の5〜10%程度)を設定することで、葬儀社側にも紹介するメリットが生まれます。
法要弁当で「知っている業者」と思わせる禁忌食材の知識
法要弁当で最も信頼を失いやすいのは、「この場にふさわしくない食材」を入れてしまうことです。住職や施主は宗教的な配慮に敏感なため、禁忌食材を知っているかどうかが業者の評価に直結します。
現代では四十九日後は肉・魚を出すケースが増えており、施主の意向次第でメニューの自由度は広がっています(出典:セブンミール「法事法要の食事には仕出し弁当がおすすめ」)。ただし「地域・宗派・施主の意向を事前に確認します」という姿勢を示すだけで、「この業者は分かっている」という信頼につながります。最初の打ち合わせで一言確認する習慣を持つことが、他業者との差別化になります。
高単価を維持できる理由と価格帯の設計
法要弁当は通常の会議弁当より単価が高くなりやすい業態です。その理由は主に3つあります。
第一に、施主は「大切な場にふさわしい弁当」を求めており、価格より品質を優先する傾向があります。第二に、容器・包装のグレードが評価に直結するため、漆器調容器や懐紙など「それらしさ」のある演出が値段を正当化します。第三に、比較検討しにくい場面であることです。施主は急に複数業者を比較する余裕がなく、住職や葬儀社から紹介された業者を信頼して任せることが多い。
提案価格は法要の規模と施主の予算感によって幅を持たせます。シンプルな年忌法要の少人数向けは3,000〜4,000円帯、お盆・施餓鬼など大規模なものは1,500〜2,500円帯で数量勝負、大切な一周忌・三回忌には5,000円以上の高単価プランも用意しておくと、施主が選びやすくなります。
一度信頼されると続く。継続受注フローの設計
法要弁当の最大の強みは、同じ施主から繰り返し注文が来る構造にあります。四十九日で初回受注し、品質と対応に満足してもらえれば一周忌・三回忌・七回忌と同じ施主からの受注が続きます。
継続フローを安定させる鍵は、納品後のフォローです。法要終了後に「本日はご利用いただきありがとうございました。次の年忌の際もお役に立てればと思っております」という一言を添えた礼状を送るだけで、施主の記憶に残ります。住職・葬儀社との関係も、年に一度の挨拶や季節メニューの案内を継続することで「忘れられない業者」として定着していきます。
よくある質問
お寺への仕出し弁当営業について、よく寄せられる質問をまとめました。
まず近隣のお寺を10〜20件リストアップし、「法要の際の仕出し弁当をご提案したく参りました」と直接訪問するのが最も確実です。住職が不在のことも多いため、午前中の早い時間(10時前後)か夕方の法務が落ち着く時間帯に伺うとつながりやすくなります。名刺と1枚のメニュー案内(精進料理対応・高齢者向け配慮・アレルギー対応の可否を明記したもの)を持参すると、住職の印象に残りやすくなります。
精進料理を提供できなくても受注は可能です。現代の法要では、四十九日後は通常の料理を出すケースが主流になっています。ただし、禁忌食材(鯛・伊勢海老・お赤飯・昆布など)を避けた上品な和食弁当を提案できれば、精進料理に近い対応として受け入れられます。「精進料理対応も相談可能」と伝えつつ、標準メニューは落ち着いた和食で提案するのが現実的な方法です。
近隣の葬儀社に「法要弁当の紹介業者として登録させてください」と訪問することから始めます。葬儀社にとっては施主への食事の手配が課題になることも多く、信頼できる仕出し業者リストを持っていると担当者が助かります。紹介料(受注額の5〜10%など)の設定を提案することで、葬儀社側にも紹介するメリットが生まれます。まず1社との関係を作ると、その後は口コミで別の葬儀社にも広がることがあります。
春彼岸(3月)と秋彼岸(9月)、お盆(7〜8月)が最も受注が集中する時期です。それぞれの2〜3週間前から、お寺や葬儀社に「今年の〇〇に向けた弁当のご用意が整っています」と案内を入れると需要に乗りやすくなります。ただし、年忌法要(一周忌・三回忌・七回忌)は年中発生するため、一度登録してもらえれば通年で継続的な受注につながります。
「禁忌を知っている業者」が選ばれ続ける
お寺・法要への仕出し弁当営業は、競合が少なく単価が高く継続性のある、三拍子揃った営業先です。難しく考える必要はなく、まず近隣のお寺と葬儀社に「弁当業者として認知してもらう」ことが最初のステップです。禁忌食材の知識と落ち着いた和食への対応力があれば、精進料理を専門としていなくても十分戦えます。
お寺・葬儀社への営業アプローチから提案資料の作成まで、私たちはワンストップでサポートしています。「どこから手をつければいいか分からない」場合も、まず無料相談でお気軽にご連絡ください。
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