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「宅配弁当と仕出し弁当って何が違うの?」「ケータリングとオードブルは同じもの?」

料理を届けるサービスにはいくつかの種類がありますが、名前は知っていても、それぞれの違いをきちんと説明できる方は意外と少ないのではないでしょうか。

発注する側にとっては「自分のシーンにはどれが合うのか」がわかればそれでいい。一方、弁当やケータリングの事業を営んでいる方にとっては「どの業態が自社に向いているのか」「隣の業態に参入すべきか」を判断する材料が必要です。

この記事では、宅配弁当・日配給食・仕出し弁当・ケータリングの4つの業態について、価格帯や利用シーン、サービスの範囲まで比較しながら、それぞれの特徴を整理していきます。

宅配弁当・仕出し弁当・ケータリングはそもそも何が違うのか

料理を届けるサービスはいくつかありますが、一番大きな違いは**「サービスの範囲」**です。料理を届けるだけなのか、配膳や設営まで含むのか。この1点で、サービスの名称も、価格も、利用されるシーンもまるで変わります。

宅配弁当

使い捨て容器に入った弁当を指定の場所に届けるサービスです。個人宅からオフィスまで幅広く対応しており、和洋中を問わずジャンルも多彩。1食から注文できる手軽さが特徴です。容器の回収は基本的にありません。

日配給食(産業給食・日替わり弁当)

企業や工場の従業員向けに、毎日の昼食として届けられる弁当です。「日替わり弁当」と呼ばれることも多く、月〜金で毎日届くサブスクリプション的な形態が一般的です。栄養バランスに配慮したメニュー構成が求められ、大量調理に対応できる設備が必要になります。

仕出し弁当

会議や法事、慶事などに合わせて予約を受け、調理したものを届けるサービスです。宅配弁当との大きな違いは、陶器や重箱などの食器で提供され、食後に容器を回収する点です。精進料理や懐石膳といった和食が中心で、見た目の美しさや品格も重視されます。

ケータリング

料理の提供に加え、配膳スタッフの派遣、テーブルセッティング、会場装飾、撤収まで含めたトータルサービスです。ビュッフェ形式やコース料理の提供が一般的で、パーティーや企業の周年行事、レセプションなど大人数が集まる場面で利用されます。

デリバリー・オードブルとの違い

混同されやすい「デリバリー」は、UberEatsや出前館のように営業時間内に調理済みの料理を届けるサービスです。1品単位で注文でき、個人向けの日常利用がメインになります。

「オードブル」はフランス語で「前菜」を意味しますが、日本では大皿に数種類の料理を盛り合わせたもの全般を指すことが多いです。パーティーの立食や懇親会で使われ、ケータリングのメニューの一部として提供されるケースもあります。

4業態を一覧で比較する

以下の表は、弁当・中食業界で実際に事業を運営している立場から整理したものです。価格帯は主要な宅配弁当ポータルサイト(ごちクル等)の掲載価格帯を参考にしています。原価率・利益率は公的な統計データではなく、業界での実務経験に基づく概算値です。実際の数字は事業者の規模やメニュー構成によって大きく異なるため、あくまで目安として捉えてください。

項目宅配弁当日配給食仕出し弁当ケータリング
1食/1人あたりの価格帯500〜2,000円350〜600円1,000〜5,000円3,000〜8,000円
原価率の目安 ※140〜50%45〜55%35〜45%30〜45%
利益率の傾向 ※1低め(薄利多売型)低め(安定型)中〜高い高い
容器使い捨て使い捨て陶器・重箱(回収あり)食器・カトラリー提供
注文から届くまで当日〜前日定期契約2〜3日前1週間〜数週間前
最低注文数の傾向1食〜数十食〜5食〜20人前後〜
配膳・設営サービスなしなしなしあり(撤収含む)
主な料理ジャンル和洋中なんでも和食中心(栄養重視)和食・懐石中心和洋中+演出あり
主なターゲット個人・法人の日常利用企業・工場の従業員会議・法事・慶事パーティー・式典

※1 原価率・利益率は、業界での実務経験に基づく概算値です。事業者の規模、メニュー構成、配送体制によって大きく変動します。自社の原価管理については宅配弁当の原価率は?原価を下げる方法と利益率を上げる方法で詳しく解説しています。

利用シーン別の使い分けガイド

「結局、自分のケースではどれを頼めばいいのか」が一番知りたいところだと思います。以下のシーン別に整理しました。

会議・研修の昼食 — 宅配弁当 or 仕出し弁当がおすすめです。少人数の社内会議なら宅配弁当で十分ですが、社外のゲストを招く重要な会議や役員会であれば、見栄えの良い仕出し弁当の方が場にふさわしいでしょう。

法事・慶事 — 仕出し弁当が最も適しています。精進料理や懐石膳など、格式に合った和食を提供してくれるのは仕出し弁当の専門領域です。

社内懇親会・忘年会・歓送迎会 — ケータリングがぴったりです。ビュッフェ形式で立食にすれば交流しやすく、設営から撤収まで業者に任せられるため幹事の負担も軽くなります。

毎日の社員向け昼食 — 日配給食(日替わり弁当)が適しています。月〜金で毎日届き、栄養バランスが考慮されたメニューで、福利厚生の一環として導入する企業が増えています。

建設現場・撮影ロケ — 宅配弁当が現実的です。短期間で数十食〜百食単位の大量発注に対応でき、使い捨て容器で回収の手間もかかりません。

周年パーティー・レセプション・企業式典 — ケータリング一択です。会場の装飾やスタッフの配膳まで含めたトータルプロデュースで、参加者に特別な体験を提供できます。

官公庁や行政機関向けの弁当・ケータリング手配には独自の注意点があります。詳しくは官公庁・行政・公共機関向けの仕出し弁当・ケータリング営業方法をご覧ください。

注文する前に確認しておきたいポイント

どの業態を利用する場合でも、発注前に確認しておくべき共通のポイントがあります。

最低注文数と配達エリア。 宅配弁当は1食から対応してくれるところが多いですが、仕出し弁当やケータリングには最低注文数が設けられていることがほとんどです。また、配達エリアは業者ごとに異なり、エリア外の場合は配送料が加算されたり、そもそも対応不可になることもあります。

注文の締め切りタイミング。 宅配弁当は前日注文が可能なケースが多い一方、仕出し弁当は2〜3日前、ケータリングは1〜2週間前が一般的です。大規模なケータリングの場合、1ヶ月前から打ち合わせが始まることも珍しくありません。

キャンセルポリシー。 弁当は食材の仕入れがかかるため、期限を過ぎるとキャンセル料が発生します。大手ポータルサイトでは、前日17時以降は50%、当日は100%のキャンセル料というルールが多く見られます。

アレルギー対応の可否。 参加者のアレルギーに対応できるかどうかは、事前に業者へ確認してください。仕出し弁当やケータリングでは個別対応してくれるケースが多いですが、宅配弁当は標準メニューのみの対応となることもあります。

支払い方法。 個人利用であれば代金引換やクレジットカード決済が一般的です。法人の場合は請求書払い(後払い)に対応しているかどうかが重要なポイントになります。

弁当・ケータリング事業者がこの4業態をどう活かすか

ここからは、すでに弁当やケータリングの事業を営んでいる方、またはこれから参入を考えている方に向けた内容です。

4つの業態はそれぞれ独立しているようで、実は既存のリソースを横展開すれば参入しやすい隣接領域でもあります。

日配給食の事業者が仕出し弁当に進出するケース

毎日大量に弁当を製造している日配給食の事業者は、調理設備と製造のオペレーションがすでに整っています。ここに、見栄えの良い容器と高単価メニューの開発を加えるだけで、仕出し弁当の受注が可能になります。日配給食の安定した売上基盤に、仕出し弁当の高い利益率を上乗せすることで、事業全体の収益構造が改善できます。

仕出し弁当の事業者がケータリングに進出するケース

仕出し弁当の事業者は、法人顧客との関係をすでに持っています。既存の取引先に「ケータリングもやっています」と伝えるだけで、追加の営業コストをほとんどかけずに新しい受注が生まれることがあります。配膳スタッフの手配やテーブルセッティングのノウハウさえ身につければ、1件あたりの売上単価を数倍に引き上げることが可能です。ケータリング事業の始め方については飲食店や仕出し弁当屋がケータリング事業を始める方法で詳しくご紹介しています。

飲食店が仕出し弁当・ケータリングに参入するケース

既存の飲食店がアイドルタイム(ランチとディナーの間の空き時間)を活用して、仕出し弁当やケータリングに参入するケースも増えています。調理設備はそのまま使えるため、初期投資はほぼかかりません。店舗の席数に縛られない売上が立てられるのが最大のメリットです。飲食店の二毛作経営については二等立地の飲食店が高収益を実現する二毛作経営のコツもあわせてご覧ください。

参入時に注意すべきこと

どの業態に進出する場合でも、自社の調理キャパシティと配送体制を冷静に見極めることが前提です。日配給食の事業者がケータリングに手を出した結果、既存の弁当製造に支障が出るようでは本末転倒です。まずは月1〜2件の小規模な案件から試してみて、オペレーションを回せるか確認してから本格的に展開するのが現実的です。

よくある質問

仕出し弁当と宅配弁当の一番の違いは何ですか?

容器と利用シーンが大きく違います。宅配弁当は使い捨て容器で届き、日常のランチや会議で手軽に利用されます。仕出し弁当は陶器や重箱で届き、食後に容器を回収。法事や慶事といったフォーマルな場面で使われることが多いです。

ケータリングと仕出し弁当はどちらが高いですか?

ケータリングの方が高くなります。料理代に加えて配膳スタッフ、テーブルセッティング、撤収までの費用が含まれるためです。1人あたり3,000〜8,000円が相場で、仕出し弁当の1,000〜5,000円と比べると幅があります。

少人数でもケータリングは頼めますか?

業者によりますが、多くの場合20人前後が最低ラインです。10人以下の場合は仕出し弁当やオードブルの方がコストパフォーマンスが良いでしょう。

日配給食を個人で注文することはできますか?

日配給食は基本的に法人(企業・工場・施設)との契約を前提としたサービスです。個人で毎日の食事を届けてほしい場合は、宅配弁当のサブスクリプションサービスの方が利用しやすいです。

まとめ

宅配弁当・日配給食・仕出し弁当・ケータリングは、料理を届けるという点では共通していますが、価格帯、サービスの範囲、利用シーンは大きく異なります。発注する側は自分の目的に合ったサービスを選ぶことで、コストと満足度のバランスを取りやすくなります。事業者側は、自社のリソースと隣接する業態の特性を理解することで、新たな売上の柱を見つけるきっかけになるはずです。

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