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テレビ・映画制作会社は、仕出し弁当・ケータリング業者にとって単価が高く、繰り返し発注が来る魅力的な営業先です。ただ、「どんな弁当を用意するか」より前に「発注担当者が何を見て業者を決めているか」を理解しないと、どれだけ美味しい弁当を作っていても選ばれない構造があります。

ロケ弁(ロケーション弁当)の実態は、ごく普通の仕出し弁当です(出典:Wikipedia「ロケ弁」)。テレビ局・制作会社ごとに使い慣れた仕出し業者があるため、一度入り込めば安定した取引が続く業種でもあります。この記事では、発注担当者の視点に立った営業戦略をお伝えします。

ロケ弁の発注者は誰で、何を見て業者を決めているのか

テレビ・映画の撮影現場でロケ弁を手配するのは、主にAD(アシスタントディレクター)や制作デスク(制作進行担当)です。彼らは毎回の撮影前に「今日のメシどこにしよう」という判断を迫られており、その選択基準は「美味しそうか」よりも「失敗しないか」「現場が止まらないか」です。

実際に制作デスクとして弁当を手配してきた経験者によると、発注先を選ぶ際に重視するのは「100個単位の大量発注に対応できるか」「納品時間を厳守してくれるか」「容器や包装が食べやすく片付けやすいか」という実務的なポイントが中心です(出典:テレキャリア「撮影現場で人気!制作デスクが厳選するおすすめロケ弁・ケータリングまとめ」)。

AD・制作デスク (発注担当者) ⏰ 時間厳守 撮影スケジュールに合わせた納品 📦 大量対応力 100個以上への対応可否 🔄 急変更対応 当日の数量変更・時間変更 🍱 冷めても美味しい 撮影が伸びても品質が落ちない こと 💴 価格帯の幅 スタッフ用と楽屋用を 一社で対応できること

「冷めても美味しい」という点は特に重要です。撮影が予定より延びて食事が後ろ倒しになることは日常茶飯事であり、受け取ってから1〜2時間後に食べることも多い。その状態での味が、次回も同じ業者に頼むかどうかの判断を左右します。

ロケ弁・スタジオ弁当・編集メシ、3種の需要と違い

制作現場の弁当需要は大きく3種類あり、それぞれ求められるものが異なります。

ロケ弁(屋外ロケ時):屋外の撮影現場に持ち込む弁当です。移動しながら食べることもあるため、食べやすさ・こぼれにくさ・携帯性が重要です。数量が多く、スタッフ全員分を一括で用意するため、大量対応力が必須です。

スタジオ弁当(収録時):スタジオ収録の休憩時間に提供される弁当です。キャスト・タレントへの楽屋弁当もここに含まれます。スタッフ用と出演者用で価格帯を分けるケースが多く、楽屋弁当は見た目・容器のグレード感も評価されます。

編集メシ(編集作業中):撮影後の編集室・MAスタジオで働くスタッフへの食事です。深夜作業になることも多く、宅配可能な時間帯の幅が評価されます。1〜2名向けの小ロット対応が必要なケースもあります。

最初に狙うべきはロケ弁とスタジオ弁当の2種類です。大量・継続の受注が見込めるためです。編集メシは1件あたりの規模が小さいため、関係構築後の追加売上として位置づけるのが現実的です。

テレビ・映画制作会社が業者を選ぶ5つの判断基準

制作現場の発注担当者が業者を評価する際に見ているポイントは、味よりも「運用に支障が出ないか」という実務面です。以下の5点を自社が満たせるかどうかを確認してください。

1

時間厳守ができるか 最重要

撮影スケジュールは分刻みで進む。配達が5分でも遅れると現場が止まる。「何時に何食」という指定に対して100%の遂行実績を持つ業者でなければ継続されない。

2

100個以上の大量注文に対応できるか

撮影現場にはキャスト・スタッフ・技術スタッフなど多くの人が集まる。特番・映画は200〜300食になることも。「50食まで」では対応できないとして候補から外される。

3

冷めても美味しいか

撮影が予定より延びて食事が後ろ倒しになることは日常茶飯事。受け取ってから1〜2時間後に食べることも多く、冷めた状態での味が業者評価の核心になる。

4

急な数量変更・時間変更に対応できるか

前日に「10食追加」「配達を30分早めてほしい」は制作現場では当たり前。「前日17時まで」などの締め切りが厳格すぎる業者は使いにくいと判断されやすい。

5

スタッフ弁当と楽屋弁当を一社で対応できるか

現場ではスタッフ用(500〜800円)と出演者用の楽屋弁当(1,200〜2,000円)を別々に発注するケースが多い。両方を一社で賄えると発注担当者の手間が大幅に減る。

この5点の中で特に①の時間厳守が最重要です。撮影スケジュールは分単位で動いており、弁当が5分遅れるだけで昼休憩の時間が削られ、午後の撮影に影響が出ます。初回の納品で時間を守れなかった業者が2回目を使ってもらえることは、まずありません。

制作会社への初回アプローチの具体的な手順

制作会社への営業は、テレビ局への営業より参入ハードルが低い。テレビ局は内部に食堂や固定業者を持つことが多いのに対し、独立系の制作プロダクションは毎回外部から弁当を調達しています。

ステップ①:制作プロダクションのリストを作る。近隣の制作会社を検索し、「ドラマ制作」「バラエティ制作」「CM制作」「映画制作」など制作内容を確認します。スタジオを持つ会社はロケ弁・スタジオ弁当の需要が安定しています。

ステップ②:電話でAD・制作進行担当に繋いでもらう。「撮影現場でのお弁当・ケータリングのご提案でお電話しました。お弁当の手配を担当されている方にお繋ぎいただけますか」という一言で、正しい窓口に届きます。総務や受付で終わらせないことが重要です。

ステップ③:サンプル弁当を持参してアポを取る。「一度ご試食いただければと思います。5〜10食程度のサンプルをお持ちします」という提案が刺さりやすい。現場担当者は「美味しいかどうか」より「現場で使えるかどうか」を確認したいので、本番と同じ仕様でサンプルを用意します。

ステップ④:対応可能な条件を一枚の資料にまとめて渡す。最小ロット・最大ロット・配達可能エリア・変更可能な締め切り時間・価格帯・アレルギー対応の可否。これらをA4一枚に整理したものを渡すことで、担当者が社内で共有しやすくなります。

ロケ弁・楽屋弁当での価格帯と提案設計

制作現場の弁当は、同じ現場でも役割によって単価が大きく異なります。提案書には複数の価格帯を用意することが必須です。

スタッフ用ロケ弁(500〜900円帯):AD・技術スタッフ・大道具など裏方スタッフへの弁当です。ボリュームと食べやすさが最優先で、価格の手頃さが評価されます。大量発注の本命がここです。

出演者・ゲスト向け楽屋弁当(1,200〜2,500円帯):タレント・俳優・MC向けの弁当です。容器のグレード・盛り付けの美しさ・食材の品質が見られます。「嫌いな人がいない」メニュー選びが求められ、アレルギー対応の確認が事前に必要です。

高単価VIP対応(3,000円以上):主演俳優・プロデューサー向けの特別対応です。松花堂弁当・懐石弁当クラスが求められることもあります。最初から狙わず、実績を積んでから追加提案するのが現実的な順序です。

一度の撮影でスタッフ100食+楽屋弁当20食という構成になると、単価差があっても1回の売上が大きくなります。最初はスタッフ用から入り、「安定した業者」という評価を得た後で楽屋弁当の提案に広げていく順序が堅実です。

「冷めても美味しい」弁当を作るための食材選び

制作現場で高く評価されるロケ弁の共通点は「冷めても美味しい」ことです。撮影が延びると弁当を受け取ってから1〜2時間後に食べることも多く、その状態での品質が次回の発注可否を決めます。

❌ 冷めると品質が落ちる食材・料理 ✅ 冷めても美味しい食材・料理 ・揚げたての天ぷら・フライ(衣がふにゃふにゃに) ・白米のみのシンプルおにぎり(パサつく) ・茹でたてパスタ(くっついてしまう) ・鍋物・汁物メイン(汁が漏れるリスクあり) ・刺身・生魚(鮮度問題・食中毒リスク) ・クリームソースのパスタ(分離する) ・生野菜サラダのみ(しんなりする) → 「冷えると残念になる」料理は現場で不評になりやすい ・唐揚げ(醤油系の濃い味は冷めても美味) ・煮物・炊き込みご飯(味が染みてむしろ旨い) ・すき焼き・牛丼系(肉の旨みが持続する) ・欧風カレー(スパイスが落ち着いて深みが出る) ・幕の内系(バランスが良く食べやすい) ・サンドイッチ(軽食として現場で人気が高い) ・焼き鳥・串もの(食べやすく残りにくい) →「冷めても美味しい」で口コミが広がりやすい

現場で特に評価が高いのは唐揚げ・煮物・すき焼き系・欧風カレーです。唐揚げは醤油系の濃い味付けが冷めても美味しく、現場でも定番中の定番です。欧風カレーはスパイスが落ち着いて深みが出るため、撮影現場での評価が非常に高い(出典:クリエイティブビレッジ「テレビ制作者厳選!ハズレなしのロケ弁11選」)。食べやすい容器設計と片付けやすさも、現場での好評につながる要素です。

よくある質問

テレビ・映画制作会社への営業について、よく寄せられる質問をまとめました。

制作会社にどうやって最初のアポを取ればいいですか?

制作会社の代表番号に電話し「撮影現場でのお弁当・ケータリングのご提案で連絡しました。お弁当の手配を担当されている方にお繋ぎいただけますか」と伝えるのが最短ルートです。ADや制作進行担当につながれば、サンプル弁当を持参するアポを取ることができます。メールや郵送チラシからスタートする場合は、制作会社のウェブサイトに記載の問い合わせ先に「ロケ弁・スタジオ弁当のご提案」という件名で送ると担当者の目に留まりやすくなります。

テレビ局と制作会社、どちらに営業すべきですか?

制作会社への営業を優先することをおすすめします。テレビ局は内部の食堂や固定業者がすでにある場合が多く、外部からの参入ハードルが高い。一方、独立系の制作プロダクションは社内に食堂を持たず、毎回外部から弁当を調達しているため、新しい業者が入り込みやすい構造があります。「ドラマ制作」「バラエティ制作」「映画制作」専門のプロダクションから攻めるのが効果的です。

ロケ弁と楽屋弁当は価格帯を分けるべきですか?

分けることをおすすめします。スタッフ用のロケ弁は500〜900円前後が相場で、ボリュームと食べやすさが重視されます。出演者向けの楽屋弁当は1,200〜2,000円以上が多く、見た目の美しさや食材のグレードが重要視されます。最初の提案では「スタッフ向けプラン(○○円〜)」と「ゲスト・出演者向けプラン(○○円〜)」の2種類を用意すると、担当者が複数の用途に対応できると理解しやすくなります。

一度採用されたら継続してもらえますか?

品質と時間厳守を維持できれば、継続率は非常に高い業種です。制作現場では「次の現場でも同じ業者に頼もう」という判断が多く、担当ADが別の番組に移っても「あの業者、良かったよ」と口コミで引き継がれることもあります。最初の1〜2回で「時間通りに来た」「冷めても美味しかった」「急な変更にも対応してくれた」という評価を積み上げることが、長期取引への最短ルートです。

「この業者は現場を知っている」と思わせた業者が生き残る

テレビ・映画制作の現場では、一度「使える業者」として認定されると、担当ADが別の番組に異動しても口コミで引き継がれます。逆に、初回で時間を守れなかった・急な変更に対応できなかった場合はまず2回目がありません。

「美味しい弁当を作る」のはもちろん必要ですが、それよりも「現場の事情を分かっている業者」として提案することが、制作会社への営業を通す最短ルートです。

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